2005年12月のハタハタ
毎年のことながら、ハタハタはある日急に接岸する。
今年は12月に入ってから雪はない物の大時化の日が、毎日のように続いた。
いつものように、7日頃から北側の共同火力岸壁のテトラ付近から釣れはじめる。8日の山新の朝刊に掲載されたことから、釣り人が、どっと押し寄せた。
秋田県側のサビキのみのハタハタ釣りと違い、山形県はサビキ釣り、引っ掛け釣り、30cm以内の網の掬い上げが、許されている。数が取れる引っ掛け釣りが、どうしてもメインとなるからハタハタが可哀相に見えてくる。顔、胴体、尻尾何処にでも、鈎が引っかかっていれば釣れると云うのだから、どう見ても釣とは云えぬ釣である。
釣とは自分の手で、魚の引きを感じ、合わせて釣るのが常識的な釣りと思っている。だけでもが、上げ下げしていれば、引っかかってくるのでは、釣りとしての趣はゼロに等しい。

共同火力岸壁 宮海海水浴場 岸壁の竿々
共同火力岸壁 水路の北側 今日の釣果